クネっと左右に曲がっているホールのことをドッグレッグと呼びますが、
その距離はどこを測っているのかわかりますか?
知っておくと、ドッグレッグのホールの距離感がつかみやすく、戦略を立てやすくなると思います。
ドッグレッグはどこを測った距離?
コースの距離の計測というと、出てくるのが「IP」という言葉。
IPというのは測量用語で、平面上の2直線が交わる点のことです。ホールのセンターに位置しています。
メモ
日本ゴルフコース設計者協会のコラムも参考にどうぞ→コース改造とIPについて
ホールの距離の計測方法は、ティーイングエリアと、IPと、グリーンセンターまでの距離を直線で結んだ距離となります。
ですので、ドッグレッグでも、IPのあるホールのセンターを計測しているわけです。
Par4では、IPは1つ。
ティーイングエリアからIP→グリーンセンターが距離となります。
Par5では、IPは2つあって、
ティーイングエリアから1個目IP→2個目のIP→グリーンセンターが距離となります。
ゴルフ場での距離は最短距離を結んで測っているのではなく、ホールのセンターを結んでいるので、
ドッグレッグだと落とし所によって距離が大きく変わることになりますね!
今日もお読みいただいてありがとうございました。
◆◆Guriko◆◆